移動体通信関連のシステム開発を行う株式会社DEXは、学校向けITの専門展「第3回 教育ITソリューションEXPO」に出展、「聞く・読む・話す」の3つのアプローチで効率的な学習を可能にする、次世代の英会話学習システム「ELTO(エルト)システム」を展示した。eラーニングに取り組む企業や教育委員会をはじめとする教育関係組織から、社員トレーニングや英検などの資格試験用に利用したいという問い合わせを多く受けたという。
同システムは、教育事業者や企業など、各団体向けに開発したオンライン英会話システムだ。フリートークを中心とした従来のオンライン英会話サービスとは異なり、コースに合わせた学習プログラムが用意されている。ハリウッド俳優を起用した予習動画で発音やリスニングの予習ができるなど、学習効率を高める工夫がなされているのが特徴だ。
専用ページを使えば、受講者の受講状況や達成度を簡単に管理できる。さらに、講義ひとつひとつのフィードバックを講師同士が共有し、常に受講者に合わせて授業内容を最適化。一回完結型の従来のオンライン英会話とは異なり、学習コースに沿った連続した講義は、回を重ねるほどに満足度がアップするという。
導入側としてのメリットとしては、クラウドサービスとして導入できるので、導入者側でサーバーの設置や管理をする必要はないということだ。インターネットに接続しているパソコンがあれば、いつでも利用可能。管理機能ごと導入することで、受講者の管理を各団体で完結して行うことができる。また、受講者は、いつでも好きなときに好きな場所からマンツーマンレッスンを受講可能だ。
同社では、企業や団体向けに、従業員のトレーニングなどに利用してもらうことを目的としたTOEIC集中コースを開発しており、今年度中の一般公開を目指しているという。
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