日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)が、5月26日(土)午後6時~9時まで特別開館することを発表した。

 この日閲覧できるのは、暗闇に浮かぶ球体ディスプレイ「ジオ・コスモス」や、開催中の企画展「世界の終わりのものがたり~もはや逃れられない73の問い」、「宇宙の渚」だ。これらに加え、故レイ・ハラカミ氏が音楽を手がけたプラネタリウム作品「暗やみの色」の特別上映も行われ、通常開館時には見ることができないコンテンツを楽しむことが可能だ。

【5月26日(土)の特別開館の概要】
日時: 2012年5月26日(土) 18:00~21:00
場所: 日本科学未来館
料金: 大人1,000円、18歳以下300円

※小学校未就学児は無料。
※10:00~16:30に購入されたチケットでは夜間入館はできない。夜間入館には別途上記のチケットの購入が必要。
※常設展示は見学できない。

【見学可能な展示プラネタリウム作品】
■「暗やみの色」
テーマは“見えないもの”。赤外線や電波など天文学の視点を借りて宇宙を「見て」みると、その暗闇がさまざまなもので満たされていることが分かる。しかし、それだけ見えていても、私たちが見ているものは、宇宙全体の中でほんの一部にしか過ぎない。広大な宇宙の光と闇に想像を膨らませる作品。

[暗やみの色] 上映番組 MEGASTAR-IIcosmosの特設サイト
http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/megastar2cosmos/program_dark/

■「バースデイ ~宇宙とわたしをつなぐもの~」
日本初・全天周超高精細3D映像システム Atmos と MEGASTAR-II cosmos によるプログラム。鮮明で迫力ある3D映像を楽しめる。

バースデイ 特設サイト
http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/birthday/

上映時間
「暗やみの色」 18:15~、19:45~、20:30~
「バースデイ」 19:00~
※作品上映時間: 約30分、各回112名。
※入館券ご購入の上、希望時間の予約券を受け取る必要がある。

【企画展「世界の終わりのものがたり~もはや逃れられない73の問い」】
すべてのものごとには「終わり」がある。人の一生も、自然も、文明も、そしてこの宇宙でさえも。東日本大震災から一年を迎える2012年春、科学技術の役割をあらためて問いながら、「終わり」から始まる新たな希望のものがたりを見いだす企画展。

企画展「世界の終わりのものがたり」特設サイト
http://www.miraikan.jp/sekainoowari/

【球体ディスプレイ「ジオ・コスモス」】
多様な地球の姿を、1000万画素を越える高解像度でリアルに描く球体ディスプレイ。「宇宙から見た輝く地球の姿を多くの人と共有したい」という館長毛利衛の思いから生まれたシンボル展示。地球を未来につなぐために、地球の今、私たちの今を知ることが可能。

「Geo-Cosmos特別実演」(オートコンテンツ)
18:00~、19:00~、20:00~
※各回15分程度。

日本科学未来館 「つながり」プロジェクト 特設サイト
http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/tsunagari/

【宇宙の渚】
地上十数キロメートル~地上数百キロメートル、オーロラが寄せては返し、街の灯りがきらめく世界。古川聡宇宙飛行士が国際宇宙ステーションから宇宙用超高感度カメラでとらえた映像を巨大スクリーンで観覧できる。

宇宙の渚 イベント詳細ページ
http://www.miraikan.jst.go.jp/event/120413156873.html

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