キノシタ・マネージメントでは、新たなサポートとして、空室や家賃の下落に悩む中古賃貸物件のオーナーを対象とした、内装・設備リノベーションサービスを本格的に導入すると発表した。
同サービスは、本格導入に先駆けて、今年の2月から3月にかけてテストケースとして行ったところ、3カ月空室だった物件2件が工事後すぐ成約となるなど、募集期間の短縮に効果があることが実証された。この実績をもとに、同サービスの提供を本格的に開始する。リノベーションによって最新設備や人気の内装を取り入れることで、物件価値を高め、入居促進につなげるという。
床がカーペット敷きで、見た目も古さを感じる築25年超のマンションのリノベーション例では、フローリング調のクッションフロアに交換、壁の一面にだけアクセントクロスを配し、さらにアクセントで白の幅木を入れたところ、築年数を感じさせない部屋となった。壁や床の色を替えるだけで、印象が断然変わるという。デザイナーズマンション風の雰囲気に生まれ変わることも可能だ。
ほかにも、室内に洗濯機置場を設置する、電熱器をIHクッキングヒーターに交換するなどのリノベーションを提案。敬遠されていた客層をカバーすることで、入居促進と物件価値のアップを推進している。
【関連リンク】 |