ハイアス・アンド・カンパニーは、「“人生のデザイン”に関する意識調査」を男女1,642名を対象にインターネット上で実施。その結果、人生における最も大切なものトップ3は「子ども」「恋人・配偶者」「健康」で、人生における最も大切なモノにかける時間は、1日あたり約273分(4時間33分)であった。
「あなたの人生において、最も大切な物・事柄は何ですか?」との質問に対し、全体で最も回答が多かったのは「子ども(28.6%)」で、次いで「恋人・配偶者(24.5%)」、「健康(15.5%)」と続いた。配偶者の有無別で見ると、配偶者がいる場合では、1位「子ども(40.5%)」、2位「配偶者(30.4%)」、3位「健康(13.5%)」であり、配偶者がいない場合では1位「健康(19.2%)」、2位「お金(16.1%)」、3位「恋人(13.6%)」という結果となった。配偶者がいる場合は、家族自身の優先順位が高いのに対し、配偶者がいない場合は、自分のことが大切という人が多いことがわかる。
次に「人生における最も大切なモノにどれだけ時間を費やしますか?」と尋ねたところ、全体の平均は約273分(4時間33分)という結果に。男性は平均、約222分(3時間42分)であるのに対し、女性は平均、約319分(5時間19分)と、女性の方が大切なモノに時間をより割いている傾向にあった。人生におけるコスト=時間と捉えれば、大切なものに時間を使うというコスト感覚が、女性の方が優れているといえそうだ。
恋人や配偶者がいる人を対象に、人生における最も大切なモノのランキングを尋ねたところ、男性は、1位「恋人・配偶者(38.9%)」、2位「子ども(26.3%)」、3位「健康(13.3%)」という結果。「仕事」は7位で2.3%にとどまっており、よく耳にする「“仕事”と“私”、どっちが大切なの?」の答えは“私”といえるかもしれない。
一方、女性は「子ども」が43.3%で最も高く、次いで「恋人・配偶者(25.1%)」、「健康(13.8%)」という結果となった。女性は自分自身のことよりは、夫・恋人を大切にしながらも、やはり子どもに一番重きを置く人が多く、意識としては「母>女・妻>自分」の図式が成り立つようだ。
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