パナソニックサイクルテックは17日、電動アシストサイクル「ビビ・ライト・U」の新モデルを発表した。車輪サイズ24インチ(BE-ENDU43)と26インチ(BE-ENDU63)の2タイプがラインナップされており、発売は6月1日。メーカー希望小売価格は10万5,000円。
電動アシスト自転車では、走行距離を伸ばすため、バッテリー容量の増大が進んでいる。一方で、バッテリー容量の増大は、本体重量の増加をもたらす。日常的にはそれほど長距離を走らないユーザーにとっては、走行距離よりも取り回しが手軽かどうかのほうが重要なポイントだ。
同社は2011年に、3.1Ahのバッテリーを搭載した「ビビ・ライト・F」(希望小売価格:9万9,800円)をリリースしている。ビビ・ライト・Fは19.9kgと、普通の自転車並みの重量を実現したモデル。今回発表されたビビ・ライト・Uもビビ・ライト・Fと同様のコンセプトだが、ビビ・ライト・Fよりも容量の多い、5Ahのバッテリーを搭載しながら、24インチタイプで21.5kg、26インチタイプでも21.8kgという軽さを実現している。
ビビ・ライト・Uの走行距離は、パワーモードで約19km、オートマチックモードでは約23km、エコモードでは約33kmとなっている。バッテリーの充電時間は約3時間だ。
同時に、「ビビ・ライト・F」の2012年モデルも発表された。こちらも6月1日に発売する。価格は2011年モデルと同じく9万9,800円だ。2011年モデルでカラーバリエーションが「GCホワイト」「ブライトコパー」「ブルー」の3色だったが、2012年モデルでは「フレッシュライム」「ホワイトベージュ」の2色へと変更されている。
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