不動産プロデュースチームCityLightsとユナイテッド・アドバイザーズは15日、賃貸物件入居時における支援制「Rentry(レントリー)」のサービスを開始する。その第1弾物件は、「ナチュラルエリップス」と「軍艦マンション」に決定した。
同社によると、空室率の高まる現在の賃貸市場では、入居時の「家賃交渉」が多くみられるという。「Rentry(レントリー)」は、こうした家賃交渉にポイントを絞ったサービスで、従来物件入居時に生じる「家賃の減額」という考えを、貸主が入居者に行う「支援」と置き換えて実施。入居者は「支援」を受ける為に、これまでの「家賃交渉」に代わる「自己プレゼンテーション」を行い、自社(もしくは自己)が貸主や建物や、世の中に対してどのようなことができるかということなどをアピールするという画期的なものだ。
両者にそのような接点を設けることで、書類上だけの審査や交渉ではなく、双方の理解を本質的に深める場ができるとのこと。貸主は、入居希望者のプレゼンテーションをふまえ、設定家賃から差し引く毎月の「支援額」を決定し、最終的な入居条件を確定する仕組みとなる。
「エントリー」の第一弾受付物件は、建築家遠藤政樹氏の設計で、日本建築家協会新人賞を受賞した「ナチュラルエリップス」、鬼才の建築家ともいわれた渡邊洋治氏の代表作「軍艦マンション」の2物件。詳細と申し込みはRentry(レントリー)、FaceBookで受け付ける。
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