エプソンは15日、業務向けのフラットベッドスキャナを6モデル発表した。A3対応とA4対応、高速モデルと標準モデル、ADFの有無で6モデルに分かれる。8月31日より発売し、価格はオープン、エプソンダイレクトの販売予定価格は99,980円より。
A3対応モデル
「DS-70000」 |
「DS-60000」 |
容量200枚のADFを搭載した高速モデル「DS-70000」、同様のADFを搭載した標準モデルの「DS-60000」、ADFなしの「DS-50000」という構成。DS-70000とDS-60000は自動両面スキャンに対応し、超音波センサによる重送検知機能を備える。イメージセンサは光学600dpiの4ラインカラーCCD、インタフェースはUSB 2.0、Gigabit Ethernet対応有線LAN。
DS-70000のスキャン速度は、200dpi/300dpi両面読み取りでカラー/モノクロとも140面/分(70枚/分)。DS-60000は80面/分(40枚/分)。
新しいスキャンユーティリティの「Document Capture Pro」が付属。白紙ページやバーコード印刷した用紙などを原稿の間にはさんでスキャンすることで、スキャンデータの自動仕分け(フォルダ分類やPDFファイル化など)が可能。スキャンデータはネットワーク上のファイルサーバや「Microsoft Office SharePoint Server」などにも保存できる。
そのほか、スキャナ単独でさまざまな操作を行えるようにする「ネットワークインターフェイスパネル」(DSPNNW1)が用意される。ネットワークインターフェイスパネルは、スキャナ本体の前面に装着する。
A4対応モデル
「DS-7500」 |
「DS-6500」 |
容量100枚のADFを搭載した高速モデル「DS-7500」、同様のADFを搭載した標準モデルの「DS-6500」、ADFなしの「DS-5500」という構成。DS-7500とDS-6500は自動両面スキャンに対応し、超音波センサによる重送検知機能を備える。イメージセンサは光学600dpiの4ラインカラーCCD(原稿台使用時は光学1,200dpi)、インタフェースはUSB 2.0、Gigabit Ethernet対応有線LAN。
DS-7500のスキャン速度は、200dpi/300dpi両面読み取りでカラー/モノクロとも80面/分(40枚/分)。DS-6500は50面/分(25枚/分)。スキャンユーティリティ「Document Capture Pro」の機能や「ネットワークインターフェイスパネル」(DSPNNW1)などは上記のA3対応モデルに準ずる。