エプソンは15日、シートフィード型のA4ドキュメントスキャナ「ES-D350」を発表した。5月25日より発売し、価格はオープン、エプソンダイレクトの販売予定価格は44,980円。
従来モデル「ES-D200」の後継。1パス両面スキャンに対応し、A4原稿を最大75枚まで給紙できるADFを搭載する。超音波センサによる重送検知機能を新たに備え、キャリアシートを使ったA3原稿の読み取りや、プラスチックカードの読み取りにも対応。
イメージセンサは光学600dpiの3ラインカラーCCDで、光源は白色LED。スキャン速度は、200dpi読み取りのモノクロ/カラーが25枚/分、300dpi読み取りのモノクロが25枚/分、カラーが20枚/分。読み取った原稿にOCR処理を行い、検索可能なPDFファイルを作成することもできる。
新しいスキャンユーティリティの「Document Capture Pro」が付属し、EvernoteやGoogleドキュメントなどのクラウドサービスへのアップロードも行える。よく使うスキャン条件は最大10通りまで登録でき、本体のスキャナビパネルで条件を選択してスキャンボタンを押すだけで、指定した設定でのスキャンが可能。
そのほか、日本語OCRソフトの「読んde!!ココ Ver.13」(Windows版)、名刺整理ソフトの「Presto! BizCARD 5 SE」(Windows版)、USBケーブル(約1.8m)、キャリアシートなどが付属する。
インタフェースはUSB 2.0、本体サイズはW303×D202×H213mm、重量は約5kg。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4.11~。スキャンユーティリティ「Document Capture Pro」はWindows専用。