自転車のある新しいライフスタイルと、自転車イベントによる地域振興を推進する「ヒルクライムチャレンジシリーズ」は、今年実施する全8大会で「スマート・ムーブ宣言」の実施を呼びかける。
都市部の短距離移動は、自転車が最も早く省エネに
スマート・ムーブ宣言とは、環境省が「チャレンジ25キャンペーン」の一環として展開するもので、公共機関の利用や自転車活用、自動車の利用方法の工夫など、「移動」を「エコ」にする新たなライフスタイルの提案である。
自転車は、5km程度の短距離の移動において鉄道や自動車をはじめとしたどの手段よりも所要時間が短く、都市内交通として最も効率的な移動手段との分析結果がある。しかし一方で、国内の都市部における5km圏内の移動は、クルマが約42%を占め最多となっている。スマート・ムーブ宣言では、CO2排出量が少なく快適で便利な移動方法を心掛けることで、地球にやさしく健康にもつながるライフスタイルを持とうと呼びかける。
ヒルクライムチャレンジシリーズはこの取り組みに賛同。今年実施する全8大会で、スマート・ムーブ宣言の実施を呼びかけるほか、大会パンフレット、公式ホームページなどでのサポートや、各イベント会場でのブース展示などを行う。
初心者から上級者まで参加できるヒルクライム競技とともに、開催地を舞台として参加者と地元住民が一体となり体験・参加できるプログラムも充実。「チャレンジ!まいたうんカレー」「町丸ごとテーマパーク」「チャレンジ縁日」など地域色豊かな企画が展開される。大会開催日程や開催地などの詳細情報はホームページで。
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