日本自動車連盟(JAF)が大型連休(4月28日~5月6日)に実施したロードサービス件数は、全国で6万8367件にのぼることがわかった。昨年よりも2,205件増加(前年比103.3%)している。
ロードサービスの依頼内容別に見てみると、「バッテリー上がり」が最も多く2万3,885件(構成比34.94%)、次いで「タイヤのパンク」8,491件(構成比12.42%)であった。
なお、「落輪(落込含む)」が前年より906件増加し、4,685件(前年比124.0%)となっている。この原因としては、連休後半の悪天候の影響によるものと考えられる。
依頼内容については一般道路、高速道路で事情が異なってくる。「バッテリー上がり」がトップになる一般道路では、「キー閉じ込み」7,362件、「タイヤのパンク」が7,351件が2位、3位と続く。「タイヤのパンク」がトップとなる高速道路では、「燃料切れ」490件、「バッテリー上がり」341件と続く。件数を比較すると、一般道路が圧倒的に多い。
なお依頼件数を日付別で見てみると、大型連休の前半は前年より下回り、後半の3日から6日は前年より上回った。先に挙げられている悪天候の影響が数字からも読み取れる。
また、地方本部別に依頼件数を見てみると、北海道、中国・四国を除く、東北、関東、中部、関西、九州で増加という結果になった。
同連盟では、出掛ける前に車両チェックをすることで避けられるトラブルが多いことから、引き続き、ドライバーに注意を呼び掛けていく方向だ。
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