ホイットニーの家族がリアリティ番組に出演へ、愛娘ボビーと家族の絆を描く

ホイットニー・ヒューストンの家族が、リアリティ番組に出演することが明らかとなった。

兼ねてからホイットニーの愛娘ボビー・クリスティーナの出演が噂されていた米ライフタイム局のリアリティ番組『ザ・ヒューストン・ファミリー・クロニクルズ』だが、最終的にボビーのほか、母シシー、義妹でマネージャーのパット・ヒューストン、パットの娘ラヤ、そして弟のゲイリーらの出演も決定したようだ。

番組は、数回にわけてのシリーズ放映になる模様。今年2月11日にビバリー・ヒルトンホテルの浴槽内で遺体となって見つかったホイットニー亡き後、頼りにしていた唯一の人間を失い世間にたった一人で立ち向かうボビーを、家族が支え、導いていく姿を描いた作品になるという。そのほか、ホイットニーのいとこのディオンヌ・ワーウィック、そしてホイットニーとヒット曲「カウント・オン・ミー」でデュエットしたことのあるシーシー・ワイナンズも番組に出演する予定。

同局の編成部執行副社長のロブ・シャレノー氏は、番組についてこう話している。「ホイットニー・ヒューストンの悲劇的な死は世界中の人々の心にぽっかり穴を開けましたが、彼女の愛した家族にとっては当然それ以上のことです。このシリーズで、多世代に渡るホイットニーの家族が、一緒に慰め合い、愛し、成長するため絆を深めながら、彼らの生きざまを勇敢に見せていくのです」

また、パットはシモンズ・シェリーと本作と同様の番組プロジェクトを手がけていたが、ホイットニーの死により、予定されていた番組の"方向性"が大きく変わったと明かしている。「シモンズ・シェリーと一緒にここ数年間、私と私の家族にふさわしいプロジェクトの計画を立ててきました。ホイットニーの予想外の死は、この番組の方向性にもちろん影響を与えています。でも、私たち家族が癒やされ前に向かっていくところを見て、他の人々の励みになればと思います」

『ザ・ヒューストン・ファミリー・クロニクルズ』は、今年の年末に同局で10話分が放送される予定だ。

(BANG Media International)

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