エアロスミスは6月16日にミネソタ州ミネアポリスから「グローバル・ウォーミング」ツアーをスタートさせる。写真はスティーヴン・タイラー (C)BANG Media International

エアロスミスがニュー・アルバムがほぼ完成し現在はミキシングの真っ最中であると、ギタリストのジョー・ペリーがローリングストーン誌に明かしている。

アルバムのリリースは2004年の『ホンキン・オン・ボーボゥ』以来となるエアロスミス。以前、ボーカルのスティーブン・タイラーは新作について"ヴィンテージ・サウンドへの回帰"と表現していたが、ジョーは「この新作はモダンでハイファイになるよ。俺たちは『ナイト・イン・ザ・ラッツ』や『ロックス』でやったことと同じことはしないよ。だけど、その頃と同じエネルギーで挑むのは大事なことだよね」と語っている。

そして、アルバムの制作状況についてジョーは「今はミキシングの真っ最中で、残るはあと数曲だけなんだ。オーバーダブを加えたりして仕上げなきゃいけないのも残っているけど、ほんとにもう最終段階まできている」と明かし、兼ねてから噂されていた夏頃のリリースがより確定的になった。

さらに、映画『G.I. ジョー リタリエイション』のサウンドトラックにもなっているニュー・シングル「レジェンダリー・チャイルド」についてスティーヴンは、特にギターの音が素晴らしいとして絶賛している。「今回のは最高にすごいんだ。ジョーは燃えてたよ。待ってなよ、今にわかるから」。

(BANG Media International)

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