バッファローは14日、次世代無線LAN規格IEEE802.11acに対応した無線LANルータ「AirStation WZR-D1800H」とイーサネットコンバーター「AirStation WLI-H4-D1300」を、米国において販売開始した。
IEEE802.11acは5GHzの周波数帯を利用する無線LAN規格で、電波干渉による速度低下が懸念される2.4GHz帯に代わる通信規格として期待されている。最大転送速度1,300Mbps(理論値)に対応し、従来のIEEE802.11a/b/g/nとの互換性も保たれている。
無線LANルータの「AirStation WZR-D1800H」は、5GHz帯(IEEE802.11ac)と2.4GHz帯(IEEE802.11n)を合わせて最大1,750Mbps(理論値)の通信に対応。IEEE802.11n規格でも、5GHz帯と2.4GHz帯のそれぞれで450Mbps(理論値)の通信が可能となっており、合計で最大900Mbps(IEEE802.11n)の通信速度に対応する。Gigabit Ethernet対応の有線LANポート×4を備える。
イーサネットコンバータの「AirStation WLI-H4-D1300」は、4台までのネットワーク対応機器を接続可能。有線LANポートはGigabit Ethernet×4。5GHz帯のIEEE802.11ac(理論値1300Mbps)およびIEEE802.11n(理論値450Mbps)、または2.4GHz帯のIEEE802.11n(理論値450Mbps)のどちらかで通信できる。