全国の自動車教習所をネットワークし、教習所における広告事業を展開する日本カーライフアシスト(JACLA)は、トヨタ自動車と共同で、5月12日から全国約650校の自動車教習所に来校する高齢者講習受講者向けのプロモーション活動を開始した。
現在、70歳以上のドライバーが免許更新の際に義務付けられている高齢者講習受講者が、平成23年度で年間200万人を超えており、高齢運転者による交通事故は10年前の1.3倍に増加している。
過去最大、自動車教習所650校で展開
今回の取り組みは、シニアドライバーの方に注意してもたいたい運転のポイントや、エコドライブのポイントなどをまとめた高齢者講習受講者向けの冊子『コレカラのエンジョイカーライフ』をトヨタが企画・制作し、およそ45万人に約650校の教習所を通じて配布することで、楽しく安全なカーライフを送ってもらうことを目的にしている。
またトヨタがモデルチェンジを発表した「新型カローラアクシオ・フィールダー」の魅力を、シニアドライバーの目線で伝えていくという。さらにこの活動と連動して、教習所の施設内にトヨタ車の展示会イベントを企画するなど、地域のトヨタカローラ店とも連携した取り組みも予定。
この活動は、教習生専用チャンネルを配信しているテレビ「JACLAVISION」導入校である教習所300校をはじめとする、全国約650校の教習所が対象。これは日本国内の指定自動車教習所のおよそ半数を占め、教習所内における統一した企業プロモーション施策としては過去最大の規模であり、国内初の事例となる。
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