公開中の映画『テルマエ・ロマエ』の大ヒット舞台あいさつが13日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、阿部寛、上戸彩、武内英樹監督が出席した。
映画『テルマエ・ロマエ』の大ヒット舞台あいさつを行った上戸彩(左)と阿部寛 拡大画像を見る |
2012年公開の作品で、最速となる観客動員100万人(公開6日目で)を突破した本作。12日には観客動員217万人、興行収入27.5億円を記録するなど、大ヒット街道を突き進んでいる。この日は本作の大ヒットを記念して、主演の阿部寛とヒロインの上戸彩、武内英樹監督が登壇。阿部が「周りの友達からも今までで一番反応が多かったので、嬉しい限りです」と笑顔を見せ、上戸も「信じられないですね。まさかこんな大作に自分が出演したなんて夢のようです」と喜んだ。
上戸は、本作で原作にはない漫画家を目指す山越真実役を好演し、これまでにはないセクシーなシーンに挑戦している。「ここに出る前に監督から『彩ちゃんの乳の話はしていいのかな?』と言われ、ここで乳の話が出ると期待してたんですが…」と催促すると、武内監督が「ルシウスの絵を描いている時のブラジャーの線が一番エロかった」とコメント。その言葉に「受ける~(笑)」と上戸は苦笑いを浮かべるも、「不安で一杯でしたが、監督に全部任せて付いて行こうと思いました」とやりきった様子だった。
映画『テルマエ・ロマエ』は、シリーズ累計500万部を突破したヤマザキマリの原作コミックを、『のだめカンタービレ最終楽章』の武内英樹監督が実写映画化。古代ローマと現代日本にタイムスリップを繰り返す古代ローマ人の浴場技師シリウス(阿部寛)の姿をコミカルに描く。また、この日は本作がイタリア全土で公開されることも発表。イタリア以外でも、台湾と香港で公開される。