米Hewlett-Packardは、中国の上海で開催したプライベートイベント「Global Influencer Summit 2012」において、家庭向けインクジェット複合機「HP Photosmart 5520 e-All-in-One」を公開。2012年7月より約109米ドルで発売予定で、現時点では日本での発売は未定。
印刷解像度は最大4,800×1,200dpiで、ISO準拠の最大印刷速度はカラーが8ppm、モノクロが11ppm、ドラフトモードではカラーが最大22ppm、モノクロが最大23ppm。スキャン解像度は1,200×2,400dpi。インクは染料CMY+顔料Bkの4色独立カートリッジを用い、自動両面印刷/コピーに対応する。メモリカードスロットの対応メディアは、メモリースティックDuo、SDメモリーカード/MMC。
液晶モニタは2.65型のタッチパネル、インタフェースはUSB 2.0、およびIEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズは最大W444×D575×H415mm、各部の収納時がW444×D545×H143mm、重量は5.05kg。
「HP ePrint」に対応し、スマートフォンなどからPCレスでダイレクト印刷できる。HP ePrintは、ネットワーク接続したプリンタや複合機にメールアドレスを割り当て、そのメールアドレス宛に印刷したいデータを添付してメールを送ると、添付データが印刷されてくる機能。HPのサーバを介して印刷データのやりとりやレンダリングが行われるため、メールが使える機器なら環境を選ばない。また、アップルのAirPrintにも対応する。