レディー・ガガのインドネシア公演が、中止の危機に立たされている。
4月12日の韓国公演を皮切りにアジアでの「ボーン・ディス・ウェイ・ボール」ワールドツアーをスタートさせたばかりのガガだが、そのセクシーで過激なステージコスチュームや楽曲が韓国保守層の怒りを買うことになり、ソウルでは会場の外でデモが巻き起こる中でライブを敢行している。
さらにガガは、インドネシアで宗教活動家の非難を浴びており、今後に予定されているアジア内のツアー日程でさらなる抗議を受ける可能性がある。6月3日にはジャカルタ公演を控えているが、宗教的に保守的なことで知られる同国には、実にさまざまな宗教グループが存在し、公演の中止も危惧されている。
イスラム擁護戦線(FPI)の広報官は「レディー・ガガはすべての宗教を冒涜している。韓国のキリスト教徒さえガガに反対しているほどだ。ガガは悪魔崇拝を助長している」と語った。さらにFPIのトップは以前にも「もしジャカルタに混乱を起こしたいのなら、コンサートを続ければいいだろう」と語り、ガガの公演中止を要求していた。
現在日本公演が始まったばかりのレディー・ガガだが、初日となる10日のさいたまスーパーアリーナ公演では、東日本大震災についても触れ「私はあなたたちのそばにいるわ。Japan,I love you」とメッセージを送っている。
(BANG Media International)
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