リクルートが運営する「就職ジャーナル」は、就職活動を終えて3月に大学を卒業した434人を対象に「面接の最後に質問した?」をテーマに調査を実施。面接担当者からの問いかけに対して「質問した」という回答が74.6%にのぼった。
面接の最後は、「何か聞きたいことはありますか?」などと質問を促されることが多い。実際にどのくらいの割合で質問を促されたのか尋ねたところ、80.6%の就活生が、聞かれた経験があると回答した。
次に、面接担当者からの問いかけに対して、質問を返したり、言い足りないことを補足したりしたかどうかを尋ねたところ、「質問した」という回答が74.6%でトップに。次いで自己PRなどの「言い足りないことを補足した」という回答が31.4%で続いた。
属性別では、男子学生・大学院生・文系学生で「質問した」人の割合が多く、女子学生・大学院生・文系学生で「言い足りないことを補足した」人の割合が多く見られる。「その他」では、「選考に対する自分の感想を述べた」「自分の面接での受け答えや態度を評価してほしいと依頼した」といったケースも見られた。
面接担当者に言った、尋ねた具体的な内容としては、「『内定を頂けた場合、入社するまでに身につけておいた方がいいことはありますか?』と聞き、向上心と意欲、そして何よりこの会社に入ることをリアルにイメージしていることをアピールした」「それまでに、質問に的外れなことを答えてしまっていたときは、最後の質問を挽回のチャンスと考え、『訂正させてください』と言って答え直した」といった声が寄せられた。
最後の質問・発言タイムを、自分を印象づける貴重なチャンスとして、効果的に活用した就活生たちの姿が浮かび上がる結果となった。
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