GIGABYTE TECNOLOGYは11日、NVIDIA GeForce GTX 690を搭載したグラフィックスカード「GV-N690D5-4GD-B」と、GeForce GTX 670を搭載した「GV-N670OC-2GD」の2モデルを発表した。CFD販売を通して販売し、店頭予想価格は「GV-N690D5-4GD-B」が100,000円前後、「GV-N670OC-2GD」が48,000円前後。
「GV-N690D5-4GD-B」
「GV-N690D5-4GD-B」は、KeplerベースのGPUを2基搭載するGeForce GTX 690採用のハイエンドモデル。GPUの負荷や電圧に応じて自動でクロックを可変させる「Boost Clock」に対応し、最大4画面出力が可能。新アンチエイリアス技術「FXAA&TXAA」に対応する。
主な機能は、複数のグラフィックスカードによる並列処理で高速化するマルチGPUテクノロジ「NVIDIA SLI」、高解像度動画の高速/高画質化技術「PureVideo HD」、物理演算エンジン「PhysX」、3D映像技術「3D Vision」など。
主な仕様は、コアクロックが915MHz(ブースト時:1,019MHz)、メモリクロックは6,008MHz、メモリタイプはGDDR5 SDRAMで容量は4GB、接続バス幅は512bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。最大解像度は2,560×1,600ドット(DualLinkDVI)。出力端子はDVI×3、DisplayPort×1。本体サイズは、W111×279×H38mm。
「GV-N670OC-2GD」
5月11日より発売される「GV-N670OC-2GD」は、Kepler GPUの機能を引き継ぎつつ、コストと電力面に優れたGeForce GTX 670を搭載するモデル。ベースクロックを915MHzから980MHzに、ブーストクロックを980MHzから1,058MHzにオーバークロックしている。三角構造のヒートシンクと3基の静音ファンで冷却する「Triangle Coolテクノロジー」採用の独自機構「Wind Force」を搭載する。
主な機能は「GV-N690D5-4GD-B」とほぼ同等。主な仕様は、コアクロックが980MHz(ブースト時:1,058MHz)、メモリクロックは6,008MHz、メモリタイプはGDDR5 SDRAMで容量は2GB、接続バス幅は256bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。最大解像度は2,560×1,600ドット(DualLinkDVI)。出力端子は、HDMI×1、DVI×2、DisplayPort×1。