ASUSTeK Computerは10日、NVIDIAのGeForce GTX 670を搭載したグラフィックスカードとして、オーバークロックモデル「GTX670-DC2T-2GD5」と定格クロックモデル「GTX670-DC2-2GD5」の2モデルを発表した。両モデルともに5月下旬より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は「GTX670-DC2T-2GD5」が50,000円前後、「GTX670-DC2-2GD5」が48,000円前後。
両モデルともにGPUにGeForce GTX 670を搭載するモデルで、違いは「GTX670-DC2T-2GD5」はコアクロックが1,058MHz(ブースト時:1,137MHz)で、「GTX670-DC2-2GD5」はコアクロックが915MHz(ブースト時:980MHz)となっている点。
その他の仕様は共通で、マザーボード用にも使われるデジタル電源回路「DIGI+VRM」を採用し、6+2フェーズの回路構成でオーバークロック時や高負荷時の安定性を向上。ASUS独自のビデオカード用電源回路「Super Alloy Power」を搭載する。GPUクーラーは、ヒートパイプとGPUを密着させた「DirectCU II」クーラーを搭載。GPU-Zベースのハードウェアモニタ&オーバークロックツール「GPU Tweak」が付属する。
主な仕様は、メモリクロックが6,008MHz、メモリタイプはGDDR5 SDRAMで容量は2GB、接続バス幅は256bit。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16。CUDAコア数は、1,344。最大解像度は2,560×1,600ドット。出力端子はすべてHDCP対応で、HDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。本体サイズは、約W272×137×H43mm。