ライカカメラジャパンは11日、コンパクトデジタルカメラ「ライカX2」を発表した。発売は5月下旬で、価格はオープン。直営店価格は216,300円となっている。

「ライカX2」

コンパクト機ながら大型のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載するモデル。大型化により個々の画素サイズも大きくなっており、集光効率の向上が図られている。これにより、低ノイズ、広ダイナミックレンジ、高い色再現性を実現。

また、レンズは高性能な「ライカ エルマリート f2.8/24mm ASPH.」が採用されており、大型センサーの描写力を最大限に引き出せる仕様となっている。多彩な撮影シーンへの対応や、ピント合わせの高速・高精度化など、AF性能も向上した。

上部にはホットシューが備えられており、今後登場する予定の電子ビューファインダー「ライカ EVF 2」(140万ドット表示)や、光学ファインダー「36mm ブライトフレームファインダー」といったオプションを装着することが可能(価格は現時点では未定)。

その他の主な仕様は、撮像素子の有効画素数が1,620万画素で、レンズの焦点距離が36mm(35mmフィルム換算時)、開放F値がF2.8、対応感度がISO100～ISO12500となっている。背面のモニターは2.7型・約23万ドットの液晶方式で、記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードのほか、約110MBの内蔵メモリも利用可能だ。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約450枚となっている。

サイズは約W124×D51.5×H69mm、重量は本体のみで約316g、バッテリー込みで約345g。

製品には画像処理ソフト「Adobe Photoshop Lightroom」が付属する(オンライン登録後にダウンロードして入手)。

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