オンキヨーは10日、シアタースピーカー「D-109シリーズ」を7月上旬に、アンプ内蔵サブウーファーシステム「SL-A251」と「SL-D501」を6月中旬に発売すると発表した。

左から「D-109M」「D-109E」「D-109C」「SL-A251」

D-109シリーズには、2ウェイ・スピーカーシステム「D-109E」、センタースピーカーシステム「D-109C」、サラウンドスピーカーシステム「D-109M」の3製品があり、それぞれが単品で販売されるシアタースピーカーシステム。上位機種である「D-309」シリーズと同じ自社開発のN-OMFコーンを採用しており、量感豊かな低音再生を実現するとのこと。また、中央部に装備した砲弾型イコライザーが周波数特性の乱れを防ぐことで、サウンドの滑らかさやスピード感、中低音のクリアさも向上しているという。

SL-A251とSL-D501は、ウーファーユニットに大口径20cm「A-OMFモノコックウーファーユニット」を搭載。バスレフダクト部には、スリット型ダクトによる「アドバンスドAERO ACOUSTIC DRIVE」技術を採用することで、こもりのないクリアな低音を実現するとのこと。さらに、SL-D501のパワーアンプ回路には、独自のデジタルアンプ技術「VL Digital」(ブイエル・デジタル)を採用し、デジタルアンプならではのパワフルさを活かしながら、デジタル機器固有のパルス性ノイズの影響を大幅に低減するとしている。

「SL-A251」

「SL-D501」ピアノ仕上げ(左)とリアルウッド仕上げの2色を展開

D-109E(2ウェイ・スピーカーシステム) 定格インピーダンス : 6Ω / 最大入力 : 80W / 定格感度レベル : 83dB/W/m / 周波数特性 : 55Hz~80kHz / クロスオーバー周波数 : 8kHz / 最大外形寸法 : W245×H901×D253mm(1台) / 質量 : 4.8kg(1台) / 価格 : 4万7,250円(2台1組)
D-109C(センタースピーカーシステム) 定格インピーダンス : 6Ω / 最大入力 : 80W / 定格感度レベル : 84dB/W/m / 周波数特性 : 70Hz~80kHz / クロスオーバー周波数 : 8kHz / 最大外形寸法 : W275×H102×D129mm(1台) / 質量 : 1.9kg(1台) / 価格 : 1万4,700円(1台)
D-109M(サラウンドスピーカーシステム) 定格インピーダンス : 6Ω / 最大入力 : 40W / 定格感度レベル : 81dB/W/m / 周波数特性 : 70Hz~80kHz / クロスオーバー周波数 : 8kHz / 最大外形寸法 : W102×H175×D129mm(1台) / 質量 : 1.2kg(1台) / 価格 : 1万500円(1台)
SL-A251(アンプ内蔵サブウーファーシステム) 実用最大出力 : 75W / 周波数特性 : 30Hz~200Hz(FILTER時) : 30Hz~1.5kHz(DIRECT時) / 最大外形寸法 : W255×H399×D443mm / 質量 : 13.5kg / 価格 : 3万5,700円
SL-D501(アンプ内蔵サブウーファーシステム) 実用最大出力 : 100W / 周波数特性 : 25Hz~200Hz(FILTER時) : 25Hz~1.5kHz(DIRECT時) / 最大外形寸法 : W285×H476×D447mm / 質量 : 19.0kg / 価格 : 5万8,800円