日本ヒューレット・パッカードは9日、15.6型スタンダードノートPC「HP Pavilion g」シリーズに、第3世代Intel Coreを搭載した「HP Pavilion g6-2000」を発表した。曲線を盛り込んだ新デザインの筐体を採用する。オンラインストアHP Directplusでの取り扱いはなく量販店のみの販売で、5月10日より販売を開始。店頭想定価格は8万円前後から。
「HP Pavilion g6-2000」は、従来モデルと同様に量販店のみで展開するモデル。第3世代Intel Coreと8GBの大容量メモリを搭載する。前モデルからデザインを一新、手になじむデザインとして、曲線を随所に取り込んだ新デザインの筐体を採用。本モデルより、キーボードがテンキー付の浮き石型となっている。
また、クロムフィニッシュのスピーカーを全面に配置して、デザイン性を高めたほか、サウンド機能として「ALTEC LANSING」ステレオスピーカーと「Dolby Advanced Audio」を搭載してエンターテイメント性能を向上させている。
主な仕様は、CPUにIntel Core i7-3612QM(2.10GHz)、チップセットがMobile Intel H76 Express、グラフィックスにIntel Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリが8GB、ストレージが750GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが15.6インチワイドディスプレイ(1,366×768ドット)、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。
主なインタフェースは、VGA×1、D-sub×1、HDMI出力×1、USB 3.0×2、USB 2.0×1、マイク入力×1、ヘッドホンとラインアウト出力×1。ギガビット対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n、Webカメラ(30万画素)。本体サイズはW378×D244H×H31-39mm×244mmで、重量は約2.4kg(標準バッテリパック装着時)。バッテリー駆動時間は約5時間30分。
保証サービスとして、通常の1年保証に加えて、OSやブラウザ、メーラーといったソフトウェアのトラブルから、周辺機器やネット接続にかする疑問など、製造メーカーやサービス提供元を問わずにサポートサービスを行う「HP何でもサポート」の30日分の利用権が付属する。