医師コミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピアは、MedPeer会員医師を対象に「卒乳の時期」についてアンケートを行った。「卒乳の時期」について、45%の医師が「1歳~2歳未満」と回答したことがわかった。
調査は3月28日から4月3日まで、MedPeer会員医師を対象とした「ポスティング調査」と呼ばれるオープン回答型のインターネットリサーチで実施。417件の有効回答が得られた。調査の結果、「授乳を中止する適切な時期はいつだとお考えでしょうか」という質問に対し、45%の医師が「1歳~2歳未満」と回答。「離乳食が十分食べられるようになったら」「栄養面でも精神面でも母乳の役割が終わる時期に」というコメントが寄せられた。
その一方、「乳児が望むなら年齢に関係なく与える」と答えた医師は36%。「スキンシップという意味あいもあるので、無理にやめる必要はない」「2歳以上いつまででも、というのがWHOの世界標準」という声が寄せられた。また「5カ月から1歳未満」とした医師は13%。「長い授乳は母体の低エストロゲン状態を引き起こす」といった産婦人科の医師ならではの意見が寄せられた。
※今回の調査対象となった医師は、一般内科、総合診療、呼吸器内科、アレルギー科、感染症科、小児科、小児外科、耳鼻咽喉科、救急医療科、家庭医療。
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