一般社団法人・日本RV協会の調査によると、キャンピングカーユーザーがGWから夏休みにかけて具体的に計画している旅行先は、1位が北海道、2位が東北であることがわかった。調査は、同協会のホームページにアクセスするキャンピングカーユーザーを対象に、3月15日~4月13日にかけてアンケート形式で行われた。回答者数は255名。

首位北海道、2位東北、3位九州。東京圏や大阪圏から離れた場所ほど人気

東北は人気第2位。被災地復興意識が人気を後押しか

「GWから夏休みにかけて行ってみたいところ」として、46.7%が北海道を挙げた。2位は15.3%で東北、3位は9.8%で九州。以下北信越、東海、四国がともに5.9%で並んだ。最下位は関西の1.6%だった。

この結果について同協会では、自然が豊かな地域を自由気ままに旅しながら、温泉などでストレスを癒やしたいユーザーが多いと分析。安価な宿泊場所で長期滞在を楽しむ、キャンピングカーらしい旅行スタイルだとしている。

95%以上は半径100キロ以上の遠隔地へ旅行

また、「自宅との距離がどのくらい離れた場所にまで旅行に行くか」については、首位は「500km未満」と答えたユーザーで、42.5%を占めた。続いて「1,000km未満」が27.6%で2位。「2,000キロ以上」が14.0%で3位と、遠距離志向が鮮明に。100km未満の近場を目指すユーザーはわずか4.7%に止まった。余暇は「安・近・短」の時代と言われて久しい中、キャンピングカーユーザーは宿泊と長距離走行を積極的に楽しむ、「旅らしい旅」を求める傾向がうかがえる。

半数以上のキャンピングカーユーザーは自宅からの距離500km以上が目的地

【関連リンク】

夏フェスに最適! ファッションブランドとコラボしたアウトドア用品発売

行ってよかった公園、トップ2は6割以上が最高評価の5つ星

「準備や後片づけを率先してやる」男子はポイントが高い~BBQ意識調査結果