社団法人日本健康機構は、理事長の坂戸孝志氏が開発した、腰痛や肩こりなどの痛みを解消する「筋緩消法」の科学的な立証に成功。日本統合医療学会において、論文「筋緩消法が腰背部筋緊張および腰痛に及ぼす影響」を発表した。

立ったまま施術を行う「筋緩消法」

腰痛の悩みに関しては一般的に、骨格のゆがみが原因と考えられ、整骨院などでは圧迫やけん引により矯正し、痛みを和らげる施術が広く行われている。

一方、この筋緩消法は、被施術者を立たせ、かつ運動をさせながら筋肉に圧力をかける施術法だ。筋肉の過度な緊張状態を軽減することにより、痛みを解消。そのため、骨格のゆがみを矯正する方法とはまったく異なる施術法となる。

さらに、10分程度の施術で終了することも特徴だ。仕事帰りやランチタイムの合間など、ちょっとした時間を見つけて施術に通うことも可能になる。

同論文では、この筋緩消法を科学的に立証。万人において適用可能で、かつ効果が期待できる施術法であると論じた。

【関連リンク】

腰にやさしいくしゃみの方法は?

腰が重いなぁ……と感じたときはお風呂を活用

仕事中にさっとできる「腰痛改善動作&ツボ・ベスト3」

通勤途中に肩こり・腰痛予防をする

肩に力が入ってしまう!? 脱力セルフチェック