カシオ計算機は5月9日、耐衝撃ウオッチ"G-SHOCK"と"Baby-G"の新製品として、売上を通じてイルカやクジラの生態研究、自然保護教育活動をサポートする「イルカ・クジラエコリサーチネットワーク」2012年モデルを発表した。発売は6月30日で、希望小売価格はG-SHOCK「GWX-8900K」が26,250円、Baby-G「BGR-3004K」が22,050円。
「イルカ・クジラエコリサーチネットワーク」は、非営利団体アイサーチ・ジャパン(国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター)が中心に、日本と世界各地のイルカ・クジラ関連団体が協力して取り組む研究・教育プロジェクト。
カシオ計算機は、「国際イルカ・クジラ会議」が日本で初めて開催された1994年より、イルカ・クジラエコリサーチネットワーク協賛モデルの販売を開始。売上の一部をアイサーチ・ジャパンに寄付することで、イルカやクジラに関する研究・教育活動を支援している。
2012年モデルでは、全体にブルーのカラーリングを採用。美しい海を彷彿させるブルーに、自然保護の想いを込めた。また、バンドには「Love The Sea And The Earth」のメッセージが刻印されている。
G-SHOCKのGWX-8900Kは、ビッグフェイスの「GWX-8900」をベースモデルに採用。世界の主要潮汐ポイント100箇所のデータをプリセットしたタイドグラフやムーンデータ機能が搭載されている。フロントボタンやバンド、LEDバックライトにはクジラのイラストをあしらっている。
一方、Baby-GのBGR-3004Kは、ブルーのスケルトン素材を採用。イルカが回遊する透明な海をイメージし、夏らしいさわやかなモデルに仕上がっている。こちらも、バンドとELバックライトにはイルカのイラストをあしらった。
なお、両モデルとも20気圧防水・耐衝撃構造を採用するほか、太陽光で動作する"タフソーラー"と世界6局の標準電波に対応したソーラー電波ウオッチとなっている。