トヨタ自動車は8日、ミニバン「エスティマ」と「エスティマハイブリッド」をマイナーチェンジして発売した。今回のマイナーチェンジでは、スポーティグレード「アエラス」を中心に、内外装の意匠変更を実施したほか、エスティマハイブリッドにもアエラスを新設定している。価格は、エスティマが275万円から394万1,000円、エスティマハイブリッドが379万円から513万7,000円。
アエラスの外装変更では、フロントグリル・バンパーの意匠変更に加えて、ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプの色変更、専用18インチアルミホイールを採用し、スポーティかつワイド感を高めたとのこと。
また、「G」と「X」のアルミホイールを新意匠とし、エスティマハイブリッド全車にハイブリッド専用リヤエンブレムを採用。外板色は、新色のグレイッシュブルーマイカメタリック、アイスチタニウムマイカメタリックを含む全6色を設定している。
内装では、内装・シート色にブラックと新色シェルの2色を採用したほか、インストルメントパネルやフロントのドアアームレストにサテン調シルバー加飾モールを追加。また、センタークラスターやステアリングなどのパネル色をブラックメタリックとし、「G」と「アエラス"レザーパッケージ"」に木目調加飾を採用している。
そのほか一部のグレードに、ナノイーとスーパーUVカットガラス(フロントガラス)や、デュアルパワースライドドアとロングスライドコンソールボックス、パワーバックドアを追加設定。安全面においては、3.5L車にS-VSCを標準装備したほか、ハイブリッド車には車両接近通報装置を装備している。乗車定員は7~8名。