NECは8日、AVノートPC「LaVie L」シリーズの2012年夏モデルを発表した。従来モデルと同様にテレビモデル1機種/非テレビモデル1機種のラインナップ。どちらもCPUに第3世代Intel Coreを搭載するほか、新デザインの薄型筐体を採用し、従来モデルから5.5mmの薄型化を実現している。発売は5月上旬の予定。
液晶ディスプレイには、フルフラットパネルを採用。ディスプレイを開くことで、スリープや休止状態、シャットダウンから復帰が可能な「パネルパワーオープン」や、4列テンキーに対応したキーボード、ACアダプタの小型化など使いやすさの向上も図られている。
また、今夏の電力事情を考慮し、節電機能を強化。ECOボタンでワンタッチで「ECOモード」に切り替えができるほか、電力会社が提供する電力使用実績に応じて、「ECOモード」への切り替えを促すメッセージを表示するでんき予測連動の機能を搭載する。ピークシフト機能も同様に、でんき予報の電力予想使用率に合わせ、ピークシフトを行う時間帯を自動的に設定できる。
LL770/HS
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「LL770/HS」 |
テレビモデルの「LL770/HS」は、地上デジタル/BS/CSの3波とひかりTVに対応したチューナーを搭載。録画した番組をスマートフォンにストリーミング配信する「録画番組配信機能」や、録画番組をスマートフォンなどに自動転送する「外でもVIDEOワイヤレス」に対応する。
主な仕様は、CPUがIntel Core i7-3610QM(2.30GHz)、メモリがPC3-12800 8GB(4GB×2)、ストレージが約1TB SATA HDD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、ディスプレイが15.6型ワイドフルフラットスーパーシャインビューLED液晶(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。3波対応デジタルテレビチューナーを搭載する。
店頭予想価格は210,000円前後。
LL750/HS
| 「LL750/HS」 | |
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クリスタルホワイト |
クリスタルレッド |
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クリスタルブラウン |
クリスタルブラック |
「LL750/HS」は「LL770/HS」の仕様から、テレビチューナーを除き、15.6型ワイドフルフラットスーパーシャインビューLED-EX2液晶を搭載したモデル。また、DTCP-IP対応DLNAプレイヤー「SmartVision/PLAYER」がインストールされ、PCやレコーダーで録画した番組の視聴も行える。サーバ側が「SmartVision」搭載PCの場合は、録画した番組のストリーミング再生のほか、放送中の番組のライブ配信、番組表や録画予約といったレコーダー的機能の利用が可能。
カラーはクリスタルホワイト、クリスタルレッド、クリスタルブラウン、クリスタルブラックの4色にて展開する。店頭予想価格は185,000円前後。
インタフェースは共通で、USB 3.0×4、USB 2.0×1、HDMI出力、D-sub、マイク入力、ヘッドホン出力、。ネットワークは、ギガビット対応有線LANとIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、デュアルメモリースロット×1。そのほかHD解像度対応Webカメラ(92万画素)などを搭載する。本体サイズはW382×D270×H33.2mm、重量は約3.1kg。
バッテリの駆動時間は「LL770/HS」が約4.1時間。「LL770/HS」が約4.5時間。
