有機野菜などの安心食品宅配をインターネットなどで提供するオイシックスが運営をする「Oisix(おいしっくす)」では、4月26日~5月1日に同社のサービス利用者を対象に、食品の放射性物質検査に関するアンケートを実施した。有効回答数は719名。
「不検出」利用したい85%、自主検査は8割が安心
「流通業が、食品の放射性物質の自主検査を行うことについてどう思うか?」という問いに対して、「とても安心できる」の35%と「安心できる」の44%を合わせ、全体の79%が「安心できる」と答えた。一方で、13%は「不十分であり、不安である」 と回答しており、自主検査だけでは不安が払拭できない消費者がいることもうかがえる。
「不検出」が確認されれば、半数以上が購入意向
さらに、国の新しい基準値について不安に思っている人は、「東北・関東産の食品で購入を控えているものがある場合、自主検査により“不検出"であることが確認されれば購入したいと思うか」という問いに対して、「積極的に購入したい」6%と「検討して購入したい」50%を合計すると、半数以上の56%が「購入したい」と回答した。この結果から、放射性物質の検査を徹底することが、風評被害による買い控えを解消する一助となりうることが示された。
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