これまでに自らが操縦桿を握った航空機でファンをライブ会場まで送迎、ライブ機材やスタッフを乗せたチャーター機を操縦するなど、パイロットとしても一流らしいブルース・ディッキンソン (C)BANG Media International

ヘヴィメタルバンド、アイアン・メイデンのフロントマンを務めるブルース・ディッキンソンが、イギリスのウェールズでついに航空機の修理事業を開始した。

10年以上に渡り商業用パイロットとして働いた経験のあるブルースは、"カーディフ・アビエーション社"という名の会社を設立したという。同地方に1000人以上の雇用機会を与えることになるこの設立について、ブルースは地域の活性化につながるものと期待しているようだ。「我々は、南ウェールズに仕事の機会をもたらすつもりでこの企業を設立しました。南ウェールズは航空事業と長いつながりがありますし、その伝統にわずかながら貢献ができるこ とを喜んでいます」

ブルースは、昔自身が働いていたアストライオス航空が昨年11月に倒産した際に、自ら会社を設立する興味について口にしていた。「アストライオス航空時代 の友人や同僚に新しい仕事を与えるような新規事業を始めようと、すでに取り組んでいるんだ。その道のプロ達を含んだ真剣な企画だよ」

ちなみにアイアン・メイデンは『ファイナル・フロンティア・ライヴ』を3月に発売しており、この夏には北アメリカツアーを予定している。

(BANG Media International)

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