俳優の宍戸開が2日、神奈川・川崎の等々力競技場で開催されたJリーグ・川崎フロンターレ対ジュビロ磐田の試合前に、始球式を行った。
川崎フロンターレ対ジュビロ磐田の試合前に始球式を行った宍戸開 拡大画像を見る |
ゴールデンウイークの超目玉作品として、大ヒット上映中の映画『テルマエ・ロマエ』。昨年に同作品とコラボしてキャンペーンを実施してきた川崎フロンターレの呼びかけにより、第9節のジュビロ磐田戦前に、同作品でアントニヌス役を演じた宍戸開が始球式を行った。
映画で演じた古代ローマ人アントニヌスの装いで登場した宍戸は「古代ローマからやってまいりましたアントニヌス役の宍戸開でございます! 『テルマエ・ロマエ』は興行収益が今のところ1位になっています! まだご覧になっていない方は、ぜひとも劇場に足をお運びください!」と川崎フロンターレとジュビロ磐田のサポーターにあいさつ。その後に行われた始球式では見事にゴールを決め、会場からの「し・し・ど!」コールが。選手が入場した際は、川崎Fと磐田の両キャプテンに、勝利の桶を贈呈した。
始球式後には報道陣の取材に応じた宍戸は「僕も体育会系(学生時代はスキー部などに所属)で成長したし、アントニヌス役でも神殿で民衆に向かって叫ぶシーンがありましたから、大観衆を前にすると清々しい気持ちになりますね。出られるものなら試合にこのまま出たいですよ」と興奮した面持ち。最後に「久々に笑える映画です。これを越える映画は今年ないですよ! 洋画も含めて!」とアピールしていた。
映画『テルマエ・ロマエ』は、漫画家・ヤマザキマリの人気コミックを実写化。古代ローマ帝国と現代の日本を背景に、日本の銭湯にタイムスリップした風呂専門設計技師のルシウス(阿部寛)が、風呂文化を学んで様々なアイデアを作り出す。