レノボ・ジャパンは2日、Ivy Bridgeの開発コード名で知られる最新の第3世代Intel Coreプロセッサを搭載する高性能な23型オールインワンデスクトップ「IdeaCentre B540p」を発表した。すっきりとしたフレームレスのディスプレイは、10本の指を認識できるマルチタッチ対応となっている。本日より全国の量販店にて販売を開始し、価格はオープン。店頭予想価格は13万円前後。
「IdeaCentre B540p」。ちなみに、背面のカバーはツールレスで簡単に開けられる。通常はメンテナンス性に難があるイメージの一体型PCでありながら、本機ではメモリなど内部パーツの換装などが容易にできる |
モバイルではなく、デスクトップ向けのプラットフォームを採用しており、主な仕様は、CPUがIntel Core i7-3770(3.40GHz)、チップセットがIntel H77 Express、メモリ容量が8GB、ストレージがHDD 1TB、光学ドライブが書込対応ブルーレイディスク、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。
ディスプレイは一体型の23型フルHD(1,920×1,080ドット)LED光沢液晶。主なインタフェースはUSB 3.0ポート×2、USB 2.0ポート×4、HDMIポート×1、6-in-1メディアカード・リーダ、HDウェブカメラ(720p)など。本体サイズはW576×D110×H408mm。本体カラーはブラック。
また本機では、Windows 7を高速化するパフォーマンス最適化技術「Lenovo Enhanced Experience」の最新版、「Lenovo Enhanced Experience 3 for Windows 7」が導入されている。特徴は以下の3点。
- RapidBoot: 数々の占有最適化技術を使ってより速い起動時間/シャットダウンを可能に。一般的なWindows 7搭載PCより平均で約40%速く起動できるという。
- BootShield: 工場出荷時の状態で起動した際と同等の起動時間で、複数のアプリケーションがインストールされた後でも初期の起動時間を維持できる。
- マルチメディアの最適化(コンシューマ製品Ideaシリーズ向け機能): 17段階グレースケール、16:9ワイドスクリーンビュー、高解像度、高彩度などの調整を行い、より鮮やかでクリアーな画質でビデオチャットなどを楽しめる。