マイケル・ジャクソンが最後のリハーサルで着用したマスクがオークションにかけられたという。今回オークションに出品されるこのマスクは、2009年6月に急性プロポフォール中毒で他界する直前に行われていた「This Is It」コンサートの通し稽古でマイケル自身が付けていた絹布のマスクらしい。
すでにそのマスクは2万ドル(約180万円)に値上がりしており、4月30日に入札が締め切られるまでには15万ドル(約1200万円)まで急騰するとみられている。オークションサイトのネイト・D・サンダースによれば、今回のマスクはマイケルによってデザインされた特注品で、オークションの記述文にはマスクにマイケルの明らかな化粧跡があり、マイケルの黒髪が1本ついているという。
このマスクを提供したマイケルの元ボディーガードのエリック・ムハンマド氏は、マスクが本物であることを主張している。変装目的と空気中のスモッグを吸うのを避けるために、マイケルは外出時にマスクをよく着用することで知られていた。
50公演を予定していたロンドンでの「This Is It」コンサートを開催する前に亡くなったマイケルだが、先日カリフォルニアのコーチェラ・フェスティバルで2パックを復活させたホログラム技術によってツアー復帰を果たす可能性があると、マイケルの兄ジャッキー・ジャクソンは話していた。「マイケルのツアーはあり得るよ、もちろんさ。素晴らしいと思わないかい? 実のところ、2年前にマイケルがシルク・ド・ソレイユと共演するってアイデアもあったんだよ」
(BANG Media International)
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