今回の金環日食は首都圏で173年ぶりに観測できるほか、日本人の実に3人に2人となる約8,000万人が体験できる一大天文ショーだ

マイナビは23日、マイナビムック『金環日食観測ガイド ~安全に観測できる日食メガネ付き~』を電子書籍化し、電子書籍販売サイト「PuBooks」にて販売を開始した。

今回発売した電子書籍版では、目的別に4タイプを用意。すでに日食メガネを購入されている方に向けた電子書籍単体「金環日食観測ガイド」(350円)、日食メガネ1個がセットになった「金環日食観測ガイド~安全に観測できる日食メガネ1個付き~」(450円・送料込み)、デートにも活用できる日食メガネ2個付き「金環日食観測ガイド~安全に観測できる日食メガネ2個付き~」(650円・送料込み)、家族や仲間と楽しみたい方向けの「金環日食観測ガイド~安全に観測できる日食メガネ3個付き~」(850円・送料込み)がラインアップされている。

同誌では、日食メガネやピンホール、太陽投影板などを使った安全な観測方法、金環日食の撮影方法、日本各地での見え方MAP、今後の日食カレンダー、流星群&星座の探し方、望遠鏡の選び方、「天地明察」インタビューなど日食についてだけではなく、天体観測を楽しむためのコンテンツを多数掲載。丁寧な解説付きで天文ビギナーにもわかりやすく、親子で楽しめる一冊だ。

なお、日食メガネが付属する3製品は5月8日までの期間限定販売。日食メガネの数に限りがあるため、 なくなり次第終了となる。

学校教材メーカー・アーテック製の日食メガネを付属。日食メガネは、メール便での発送となる

<監修者>花岡庸一郎 天文学者、理学博士。国立天文台太陽観測所所長、准教授。京都大学大学院理学研究科(宇宙物理学専攻)博士課程修了、日本学術振興会特別研究員、国立天文台電波天文学研究系助手・助教授等を経て、2010年より現職。太陽表面における活動現象の観測的研究を行う。博士論文は日食観測に基づく太陽コロナの研究である。最近はより優れた観測データを得るための太陽の地上光学観測の先端技術開発に取り組んでいる。