株式会社リクルートは、2013年卒業予定のリクルート就職活動モニターの大学生および大学院生を対象に、WEBアンケート調査を実施。3月1日時点での調査結果を発表。卒業後の進路として、大学生の就職志望率は95.8%、理系大学院生は同98.8%と大学生全体より3.0ポイント高かった。

『3月1日時点での就職活動実施状況』(就職志望者/単一回答)

「就職志望率」とは当初就職意向者のうち、3月1日時点での就職志望者(「民間企業に就職したい」「公務員として就職したい」「教員として就職したい」「医師・歯科医師・看護師として就職したい」「左記以外で民間企業ではない組織・団体に就職したい」のいずれかを選択した学生)の割合である。また、就職志望者のうち、大学生全体の就職活動実施率は、98.6%、理系大学院生は、同98.8%であった。

3月1日時点での就職志望者のうち、大学生全体の就職内定率は2.9%。文理別では文系3.1%、理系2.7%、男女別では男性4.1%、女性1.4%、地域別では関東4.3%、中部1.7%、近畿1.9%という結果になった。女子学生の苦戦、関東の優位性が目立つ。

理系大学院生の就職内定率については5.8%で、大学生全体の2.9%より2.9ポイント高く、大学生に比べて内定を得やすくなっている。

また、大学生全体の内定後就職活動率は84.5%に。理系大学院生は同89.3%と、大学生全体の84.5%より4.8ポイント高い。内定を得やすいながらもなお、積極的な就職活動の姿勢がうかがえる。

集計対象は大学生2,086人(回収率47.8%)、理系大学院生491人(回収率64.9%)。

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