プリンストンテクノロジーは27日、QOMO Hitevision社のドキュメントカメラ「QPC60」を発売すると発表した。5月15日より発売し、価格はオープン。
1/3.2インチの500万画素CMOSセンサーを搭載したドキュメントカメラ。最大407×305mmの領域を撮影可能。マクロモードを搭載し、標本や実験などをクローズアップして撮影できる。
レンズは光学3.6倍、デジタルズームが8倍。焦点距離は4.2~15mm、明るさはF3.0~6.4。オートフォーカス対応で、マニュアルフォーカスも可能。調光機能付きのLEDライト、3インチのライトボックス兼用の液晶ディスプレイを搭載する。スピーカーとマイクを内蔵し、PCレスで静止画や動画の保存が可能。
内蔵メモリは約20MBで、SDHC対応のメモリカードスロットを搭載する(最大32GB)。静止画の解像度は4,000×3,000/2,560×1,920/1,600×1,200ドット。動画の解像度は1,280×720/640×480ドット、フレームレートは30fps。
映像出力インタフェースは、HDMI×1、D-sub×1、コンポジット×1。付属ソフトの「QOMO Visualizer」(試用版)では、キャプチャしてるリアルタイムの画像に文字を書き込んだりできる。
操作は本体スイッチで行うほか、付属のリモコンでも行える。市販の顕微鏡と組み合わせて使用できる顕微鏡アダプタが3種類付属するほか、光沢がある紙などを撮影するときに使用するアンチグレアシートも付属。
インタフェースはUSB 2.0。きょう体は折りたたんで収納でき、本体サイズは使用時でW385×D203×H550mm、収納時でW385×D203×H115mm、重量は約2,070g。対応OSはWindows XP(SP3)/Vista(SP2)/7(SP1)。