GB-6900と対応スマートフォンの連携で、こんなことができる
GB-6900は対応するスマートフォンと連携することで、以下のような機能が利用できる。
■スマートフォンの時刻情報をGB-6900が受信して時刻を自動修正
■スマートフォンの着信(電話/メールなど)をGB-6900の電子音や振動で通知
■GB-6900のタップ操作でスマートフォンの着信音や振動を停止
■GB-6900のボタン操作でスマートフォンのアラームや振動を作動
■スマートフォンの接続が切れると振動で通知するリンク切れ通知
■対応アプリとの連携
カシオ計算機のWebサイトより |
例えば、スマートフォンに着信(音声/メールなど)があった場合、GB-6900のディスプレイには発信者名、発信者番号または送信者アドレスが表示され、さらに電子音/振動でユーザーに通知することができる。Bluetoothの通信可能距離は最大2mまでで(環境によって大きく変わる)、TIP、FMP、ANP、PASPなどの各種プロファイルに対応する。プロファイルの概要は以下の通りだ。
TIP(Time Profile):スマートフォンと同期して時刻の修正を行う
FMP(Find Me Profile):連携機器にバイブ振動/アラート通知を行う
ANP(Alert Notification Profile):音声/メール着信を連携機器に通知
PASP(Phone Alert Status Profile):電話着信を連携機器に通知
本記事の執筆時点でGB-6900に対応している端末は、NTTドコモの「MEDIAS PP N-01D」、「MEDIAS LTE N-04D」、「MEDIAS ES N-05D」、「MEDIAS TAB N-06D」、KDDI(au)の「MEDIAS BR IS11N」、ソフトバンクの「MEDIAS CH 101N」の6モデル。MEDIAS TAB N-06Dはタブレットで、残りの5モデルはスマートフォンだ。対応端末の情報はカシオのWebサイトで確認でき、随時更新されるとのこと。
スマートフォン側の準備
ここで使用したスマートフォンは、2011年の冬春モデルとしてNTTドコモから販売が開始されたMEDIAS PP N-01D。搭載OSはAndroid 2.3で、1,700mAhという比較的大容量のバッテリを搭載し、連続待受600時間以上の長時間駆動を実現している。防水(IPX5/7)防塵(IP5X)対応で、ワイヤレスチャージャーの上に置くだけで自動的に充電する「おくだけ充電」機能も利用可能。
GB-6900との連携は、プリインストールされているAndroidアプリ「G-SHOCK App」で行う。同アプリではスマートフォンと連動させたときの時計の反応を細かく設定できるほか、ストップウォッチ機能や、スマートフォンのホームアプリとしての機能なども搭載する。
GB-6900と対応スマートフォン/タブレットとのペアリングは、一般的なBluetooth機器間で行うものと変わらない。スマートフォン/タブレットを「Bluetoothデバイスの検索」状態にして、GB-6900のボタン操作で接続を開始する。
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