小田急百貨店新宿店本館地下2階食料品売り場では、最近、健康やダイエット効果への関心の高まりを受けて注目を集めているトマトに人気が集中。中でも生鮮食料品店「九州屋」にあるトマトの集積コーナー「セレクトトマト」が好調だ。
2011年3月に開設した「セレクトトマト」は、常時20~40種類ものトマトを取りそろえる。全国でも珍しい売り場だ。
中でも最近は、やや小型で糖度が高いフルーツトマトが人気。フルーツトマトだけで10種類前後を扱う。
トマトの売り上げはコーナーを開設して以来伸び続けており、青果売り場で扱う野菜全体の売り上げの5分の1を占めるほどの規模に成長。店頭では生産数の少ない銘柄も扱うなど、リピーターにも飽きさせない品ぞろえが特長だ。
さらに、売り場ではトマトに関する知識が豊富な専属の販売員が用途や好みの相談に対応。その日に入荷したトマトの銘柄数や産地、味を分類するチャート表などを掲示するなど、トマトに関するあらゆる情報を開示している。