サイバーリンクは25日、同社のマルティメディアソフト11製品の機能が盛り込まれる統合製品「Media Suite 10」を発売した。製品はダウンロード版で同社オンラインストアで販売されており、「Media Suite 10 Ultra」の価格が13,800円、「Media Suite 10 Pro」の価格が9,800円となる。

製品はBlu-ray 3Dの再生やYouTubeやFacebookなどの動画や画像とのシームレスな連携、写真や音楽ファイルの管理機能も充実する「PowerDVD 12」や、顔認識機能を備え人物写真もタグ付けで素早く管理できる「MediaShow 6」。300以上のエフェクトと編集ツールを搭載する3Dビデオ対応の編集ソフト「PowerDirector 10」やハードウェアの技術を最大限引き出しH.264/MPEG-4 AVC形式へと高速変換する「MediaEspresso 6.5」、CD/DVD/Blu-ray/BDXLなどの豊富な物理メディアへのバックアップ、暗号化、仮想ドライブと豊富なユーティリティ機能も備える「Power2Go 8」など11製品の機能を使いこなせる。

発売に際し、同社CEOアリス・チャン氏からは以下のようなコメントが出ている。

「デジタルメディアの個人創作と配布の拡大に伴い、低価格で機能豊富なアプリケーションのセットへのコンシューマーによる需要が高まっています。CyberLink社のMedia Suite 10 は、デジタルメディアコンテンツを簡単に制作、編集、共有や保存をするのにユーザーが必要とする全ての機能を提供いたします。これらは通常は高価な製品を購入する必要のあるものです。マルチメディアセットのカテゴリーにとって画期的な、最高のソフトウェアによる統合性による恩恵を、ユーザーの皆さまにお届けします。」