バンダイは、0歳~12歳の子どもを持つ保護者2,000人 (男の子の保護者1,000人、女の子の保護者1,000人)を対象に、「お子様に語り継ぎたい童話や昔話は何ですか?」というテーマでアンケート調査を実施した。
いちばん語り継ぎたい昔話は「桃太郎」、年代別でもすべて1位に
今回の調査では、「桃太郎」が全体の20.3%(405人)を占め、総合1位となった。回答では「ひとりでは困難なことでも、仲間と一緒に立ち向かうことで目的を達成できるということを物語から伝えられるから」(5歳女児の母親)といったコメントが多く寄せられ、桃太郎の姿を通じて、“仲間の大切さ"を子どもたちに伝えられる点が保護者から高い人気を集める要因となった。また、男の子の回答で「桃太郎のように、強くたくましい子に育ってほしい」(2歳男児の母親)といったコメント多く見受けられた。
2位「うさぎとかめ」、3位「笠地蔵」は男女ともに高い人気
総合2位には、「うさぎとかめ」がランクイン。コメントでは、「かめのように歩くのは遅くても、コツコツと努力を続ける者が最後に勝つというストーリーが良い」(0歳男児の母親)など、何ごとにおいても“継続・努力することが大事"ということを伝えられる点が人気を集めた。
総合3位に入った「笠地蔵」は、「おじいさんとおばあさんの行いを見て、自分のことばかりではなく、人に気が遣える優しい子に育って欲しい」(7歳女児の母親)のように、“思いやりの心"が描かれている点に注目する保護者が多い。
やっぱり女の子はお姫様が好き! 「シンデレラ」が総合4位に
女の子の2位、総合では4位に「シンデレラ」がランクインした。「シンデレラの絵本を読んであげると、自分もお姫様になったかのように目をキラキラさせながら聞いてくれます」(4歳女児の母親)といったように、お姫様に憧れている女の子が多いようだ。また、母親が子どものころに好きだった「シンデレラ」を娘に語り継いでいるコメントも寄せられるなど、女の子には定番の物語のようだ。
今回の調査ではさまざまな回答が寄せられ、童話・昔話の総種類数は164 作品にものぼった。それぞれの作品ごとに子どもたちに伝えたいメッセージをコメントする保護者も多く見られ、童話・昔話を通じて子どもたちの将来を願う“親心"が垣間見えた。
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