マドンナのヌード写真が来月にもオークションに出品される予定だという。
問題の写真は、1992年に発売され物議を醸した写真集『SEX』の未公開ヌード写真。もともとこの作品は同年にリリースされたアルバム『エロティカ』のプロモーションのために制作されたと言われており、その過激な内容から賛否両論を巻き起こしながらも毎週50万部と驚異的なセールスを記録した作品だ。
スティーブン・マイゼルが撮影したこの写真には、当時32歳のマドンナが上半身裸でたばこを吸いながらあおむけに横たわる姿が映されており、来月、ニューヨークのオークションハウス「ボナムズ」に出品される模様。およそ5,000ドル(約40万円)の落札価格が予想されている。
今回の競売は、先日、そのエロティックな内容の本を直視することができないと明かしていたマドンナにとってショックな出来事になるかもしれない。「私をイメージする時に、この"ヌード"だけが連想されないように祈っているわ。私はほかにも色々やってきたもの。マドンナという人間にとっては、ヌード以上のことがたくさんあるのよ」
しかし、マドンナはヌードもアーティストとして「成長」するための一部であったと割り切っているようだ。「私が『SEX』を出版した当時、ヌードも私が探求したかった分野の1つだったのよ。私にとっては、それが当時の自分と現在の自分を映し出していたの。私の成長のようなものね」
(BANG Media International)
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