ヴィヴィアン・ウエストウッドが、エリザベス女王即位60周年を記念したカプセルコレクションの制作を担当している。レッド・カーペット・カプセル・コレクションと名づけられたこのラインは、英エリザベス女王がこれまでに着用したドレスの数々からヒントを得たものだという。
1992年に大英帝国勲章を授与された際、実際に女王と対面したこともあるヴィヴィアンは、同コレクションにユニオンジャックのデザインも取り入れているが、伝統的な青、白、赤の組み合わせではなく、金、銀、銅のスタイルに変化させている。
シルクサテンやオーガンザのクレープ生地、タフタを使用したコルセットドレスのほか、ドレープのきいたカクテルドレス、宝石付きイヤリングも含まれるこのコレクションは、5月末にも店頭に並ぶ予定だ。
今回の取り組みについてヴィヴィアンは「私の洋服は個性を映し出すものであり、実際に着る洋服としては少し大げさで、凝ったデザインだから、個性を表現する機会を与えるものでもあるのよ。それに、人から反応を受けやすい洋服でもあるわ、着ている人に話しかけたくなるようなね。印象的な洋服を着ていると、生活ももっと楽しくなるものよ」と説明している。
(BANG Media International)
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