ナイキはこの夏開催されるEURO 2012(ウクライナ・ポーランド共催)に向け、同大会に参加する世界有数のサッカー強豪国、フランス代表、オランダ代表、ポルトガル代表の新キットを発表した。
新ホームキットは各国の国民性や独自のフットボール文化にインスピレーションを得てデザインされた。フランス代表はサン・シール陸軍士官学校の士官候補生が着用する制服からインスピレーションを受けたものに。オランダ代表は伝統の鮮やかなオレンジに、1904年のチーム初のキットのサッシュをほうふつとさせるデザイン。ポルトガル代表は大航海時代のシンボルを加え、身頃全体をレッドでまとめたクラシックなデザインとなった。
今回のホームキットは4年前のものと比べて23%軽い素材を使用し、かつ20%強度の高いニット構造で作られている。シャツに施された通気孔から空気を取り入れ、試合中の選手の体温調節を助ける。また、環境への影響を軽減しようという同社の姿勢の下、100%リサイクル・ポリエステル素材で、平均13個のプラスチックボトルを再利用して作られた。
各国のキットには、トレーニングアパレルやファンがピッチ外で着用するライフスタイルアパレルも準備されており、総合的なコレクションが展開される。