Antecは20日、ミドルタワーPCケース「Antec Gamer Cases」シリーズの新製品として、「Antec One」と「Antec One S3」の2モデルを発表した。リンクスインターナショナルを通じて5月4日より発売する。店頭予想価格は「Antec One」が6,980円前後、「Antec One S3」が6,480円前後。
両モデルともに低価格ながら拡張性とメンテナンス性に優れるミドルタワーPCケース。「Antec One」はフロントメッシュ構造でケーストップとリアに120mm静音ファンを搭載。「Antec One S3」は、ケーストップに120mmのブルーLED静音ファンを搭載する。そのほかの仕様はほぼ共通。
オプションファンとして、ケースフロントとサイドに120mmファン×1基、ボトムに120/140mmファン×1基、リアに80/90mmファンを1基増設可能。「Antec One S3」の場合もほぼ同様だが、リアに80/90/120mmのファンが増設できる。ケースボトムにはエアインテークとダストフィルターを装備。
搭載ベイ数は、5.25インチベイ×3、3.5インチシャドウベイ×5、2.5インチシャドウベイ×2。5.25インチベイはツールレスでデバイスの設置が可能。3.5インチシャドウベイは専用のドライブレールでストレージを組み込める。
配線に便利なケーブルホースをケース内部の至る所に配置。CPUクーラーを本体裏側から取り付けできる大型のCPUカットアウトを採用。ケースリアに水冷チューブ用の水冷ホールを2つ搭載。
フロントインタフェースはUSB 3.0×2、オーディオIN×1、オーディオOUT×1。ケース内部のスペースは270mmを確保。背面拡張スロットは7。対応電源はATX。本体サイズはW200×D490×H435mm、重量は約4.7kg。対応マザーボード規格はATXとマイクロATX。