ブルードットは20日、地上デジタル放送用チューナー搭載のポータブルDVDプレーヤー「BDP-1950S/TV」を発表した。発売は4月27日。価格はオープンで、推定市場価格は20,000円前後だ。同社の直販サイト「BLUEDOT SHOP」ではすでに予約を受け付けており、直販価格は19,800円となっている。
フルセグの地上デジタル放送用チューナーと9型ワイド液晶モニターを搭載し、外出先でも大きな画面で地デジのキレイな映像を楽しめる。また、ワンセグ用チューナーも搭載しており、放送電波が弱い場合は自動でワンセグ放送に切り替わるため、視聴場所を選ばず使いやすい。
再生機能としては、各種勉強に便利な「早見早聞(1.5倍速)」再生や「ABリピート」のほか、テレビ番組を録画したディスクを再生する際のCMスキップな便利な「27秒送り」や「10秒戻し」などの機能も備えている。27秒送りは、テレビ番組ではCMが30秒単位(30秒、1分など)で挿入されることが多いことと、CMが始まってからスキップボタンを押した場合に30秒送りでは行き過ぎてしまうことに配慮したもの。
再生可能なメディアとしては、市販のDVDビデオや音楽CD以外に、地デジ番組を録画したCPRM対応ディスクなどにも対応。SD/SDHCカード用のスロットも搭載しており、SD/SDHCカード内のMP3ファイルやJPEGファイルを再生することも可能だ。なお、早見早聞機能は、音楽CDやSD/SDHCカードからの再生時には対応していない。
バッテリーは充電式のものを内蔵しており、フル充電時の連続再生時間は約3時間となっている。充電の所要時間は約5時間だ。
液晶モニターの表示画素数は800×480ドットで、接続インタフェースはヘッドホン出力×2系統、AV出力×1系統、AV入力×1系統を備える。地デジの認証にはminiB-CASカードを利用。本体サイズはW239×D160×H35mm(折りたたみ時)、重量は約0.9kg(内蔵バッテリー含む)となっている。