『ヴィクトリア女王 世紀の愛』(2009年作)ではヴィクトリア女王を演じ、ゴールデングローブ賞・主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされたエミリー・ブラント (C)BANG Media International

エミリー・ブラントが、トム・クルーズ主演の新作映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の出演交渉に入ったことが報じられている。

バラエティ誌によると、主演俳優を見つけられなかった上、スティーブン・ソダーバーグ監督が降板したことによりお蔵入りとなってしまった映画版『0011ナポレオン・ソロ』におけるエミリーのタフな素質にワーナー・ブラザース社が感激し、SFコミックの映画化となるこの新作に向けて、トムの相手役にと推しているという。

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』はエイリアンとの戦争を舞台に、何度殺されても人生最後の日をやり直す羽目になる1人の戦士の姿が描かれる。何度も同じ経験を繰り返すことで、その戦士は苦難をうまく切り抜けられるようになっていく、というストーリーが展開され、エミリーはその戦士と共に戦う兵士の1人を演じるようだ。

エミリーは以前、SFやスーパーヒーローもので描かれる女性キャラクターのイメージについて「スーパーヒーロー映画って、女性の役柄って感謝されないようなものが多いじゃない。男達が世界を救うために駆けずり回っているのに、女はただのガールフレンドって感じね」と話し、存在感のある配役であればぜひ挑戦してみたいと語っている。

「役柄があまり良くなかったり、タイミングが悪かったから今までそういった役はやらなかったけど、役柄が良くて、楽しくて、一風違っていて、ある意味挑戦的なものであれば、どんなジャンルの映画でも出演してみたいの。コミックが原作の映画やSF映画も、私の度肝を抜かせてくれるようなものなら是非やってみたいわね」

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』では、アーウィン・ストフ、トム・ラサリー、ジェイソン・ホッフスらが制作陣を務め、ダンテ・ハーパーが初稿を書き上げた脚本を、現在、製作総指揮も務めるジョビー・ハロルドが練り直している段階だ。

(BANG Media International)

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