プリンスが香水の宣伝契約を解消したことで、250万ポンド(約3億2,000万円)の支払いを求められている。プリンスはレベレイションズ・パフューム・アンド・コスメティックスと2006年、プリンスのアルバム『3121』からヒントを得た同名商品の広告に登場する契約を交わしていた。
しかし、裁判所に提出された書類によると、プリンスは宣伝のためのインタビューや店頭イベントをキャンセルした上、予定されていたコンサート会場における香水サンプルの配布も実施しなかったという。
同社側の弁護士はプリンスのこの行いによって商品は大失敗に終わり、そのライセンス契約が解除されたと主張している。「2007年7月以来、レベレイションズ側が何度も試みたにもかかわらず、プリンスによる宣伝活動に対して尽力、またはそれをコーディネートする人からの連絡が、事実上全くありませんでした」
一方のプリンスは、2006年12月同社に対し香水に関するインタビューは行わないと伝えたと述べているが、裁判所はプリンスが会社側にしばらくの間「さまざまなメッセージを送り続けた」としており、一時はオプラ・ウィンフリーのトーク番組に出演することもほのめかしていた。
ニューヨーク上級裁判所の判事は、レベレイションズの主張を認める判決を下したが「悪意がある」ような証拠は見つかっていないため、罰金を求める権利はないとした。
(BANG Media International)
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