東芝ホームテクノは17日、DCインバーターモーターを採用した扇風機「SIENT+(サイレントプラス)」シリーズを発表した。ラインナップは「F-DLP300」「F-DLP200」「F-DLP100」の3製品。発売は4月25日で価格はオープン。推定市場価格は、F-DLP300が40,000円前後、F-DLP200が30,000円前後、F-DLP100が25,000円前後となっている。
F-DLP100は、2011年に発売された「F-DLN100」の後継モデルで、F-DLP300とF-DLP200は、新たにラインナップに加えられた上位モデル。最上位機種のF-DLP300は、バッテリーを内蔵しており、停電時でも使用可能だ。フル充電の場合、風量を最小、首振り機能をオフかつ消灯モードにすると、最長で約17時間使用できる。風量を最大、首振り機能をオンにした場合の動作時間は約2時間だ。
「ピークシフト運転」にも対応しており、午後1時から午後3時のピーク時間帯にAC電源からの電力供給を受けず、バッテリーの電力で動作させることが可能だ。充電時間は約6時間で、バッテリー容量に空きがある場合、自動的に充電が行われる。
F-DLP300とF-DLP200は温度・湿度センサーを搭載。部屋の環境に合わせた運転を自動的に行うことができる。DCインバーターモーターを搭載しており、消費電力の低減と静音化も実現。消費電力は非充電時(F-DLP200とF-DLP100含む)が3W~22Wで、F-DLP300では最大風力・首振り機能オン・充電時で最大31Wとなる。動作音は16dB~43dB。風量の細かなコントロールも可能で、信州の上高地に吹く実際の風をモデリングした「リズム風」パターンも搭載している。
DCモーターを搭載した扇風機では、電源に外付けのACアダプターを採用しているモデルが多いが、今回の3製品は本体内に電源を内蔵。本体から出ているACコードをコンセントに差し込むだけのシンプルなスタイルが採用されている。
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