トヨタマーケティングジャパンはこのほど、トヨタ「86」を中心にスポーツカーカルチャーをユーザーとともに育てていく情報シェアサービス「86峠セレクション」を開始すると発表した。6月中旬までにノミネートを選出し、8月初旬に「2012年版86峠セレクション」を発表する。

トヨタ「86(ハチロク)」

同サービスは、「86」発売と同時にスタートしたウェブコミュニティ「86 SOCIETY」(「86」サイト内)の登録会員向けのコンテンツサービスとして設立するもの。独自リサーチにもとづいて収集された全国120カ所の峠道をノミネートし、その中から、「いいね!」投票の多い上位86カ所を、「2012年版86峠セレクション」として選定していく。

峠の評価に関しては、大人のスポーツカー好きが健全にクルマを楽しめる場所としての再認識をめざし、多面的に用意される。評価軸は、「コース構成」「路面コンディション」「クルマ密度の低さ」「ブラインドカーブの少なさ」「アクセスの良さ」「パーキングポイントの充実」「コミュニティオープン度」「周辺峠の充実」「『大人の楽しみ』実現度」「道と自然の芸術度」「パートナー満足度」の全11項目。

選定された峠については、ユーザーが実際に行ったときの写真や評価を自由に投稿することができる。8月以降、携帯電話の位置情報機能を利用し、選定された86カ所の峠道でのドライブを楽しみ、ユーザー同士が交流するのをサポートするサービス「リッジクエスト(仮称)」も展開予定だ。